今日はちょっと私の昔話と合わせて
「失敗」という事の考え方について。
15年前の冬の話です。
まぁ指がちぎれるかと思うほど寒い中、
ゴルフの練習中、うちの死んだ親父は言いました。
「今日の練習は3年後に成果が出る」
「人が練習しない時にこそ練習しろ」
明日、1ヶ月後、半年後・・・
将来の自分は「今日の自分の判断と行動」が作ります。
まぁ、ハンディキャップが「2」で
プロに混じって試合出てたような人が言うわけですので
当たり前の事でも言う事の重みが違います。
19歳で単身東京へ水商売の修行に出かけ
24歳で広島に帰って自分の店を開業し
まだ小学生、中学生、高校生だった弟妹を
自分の稼ぎで卒業させたようなオッサンです。
母親が嫁いで来た時、
父はまだ小学6年生の妹を育てていましたので
うちの母は24歳で小6の子持ちになったそうです。笑
まぁ聞くに
親父の失敗と苦労の量は半端じゃなく
相当な修羅場をくぐって来た人でしたので
何を言っても勝てなかったのを思い出します。
理屈や常識じゃないんですよね。
経験しているから言葉が強いんです。
そういう人には、嫌でも納得させられてしまいますね。
というか、
納得出来なくても言いくるめられる。笑
私が、証拠を見せずに理屈を並べる人を信用せず
経験を元に話す人だけとしか付き合えないのは
この親父の影響が大きいと思います。
世の常識には一切とらわれず
挑戦を止めず、失敗を怖れず、失敗を笑い、
経験の中から出た答えだけを頼りにする人でした。
常識足りなさ過ぎて
警察に連れて行かれる事もありましたが。笑
ここも私は親父に似たんでしょうか。笑
ま、そんな親父ですが、
あと、こうも言ってましたね。
「やる前に考える奴はダメだな」と。
何で?と聞くと
「考えてもどうせ失敗するんだから意味ない」と。
「考えて成功するんなら全員成功するわ」と。
たとえばですが
ティッシュ丸めてゴミ箱に入れるなんて場面は
時々あると思います。
その時
「腕の角度をこのぐらいで」
「腕を振るスピードはこのぐらい」
「手首のスナップはこのぐらい効かせて」
「この辺で手を離して」
「この角度で投げる」
なんて事を考えて投げる人はいませんし
仮に考えてるとしたら
そういう人は逆にゴミ箱には入れられないでしょう。
ですよね?
何も考えずに放り投げて
まぁ仮に入らないとしても
そう大きく外す事なんてのは無いはずです。
ここ、本当に大事だと思いますよ。
つまり、
「無意識に出来るようになっている」わけです。
でもまさか
ティッシュをゴミ箱に入れる練習なんてのを
わざわざやった人なんていないでしょう。笑
ただ、恐らく誰も記憶になんて無いと思いますが
小さな頃から、何度も何度も何度も何度も何度も
色んな物を色んな場面で自分の手で投げ続けて来た結果
「なんとなく」ティッシュが投げられるわけです。
・どんな大きさか
・どんな重さか
・どんな形か
ありとあらゆる場面で体験して来たから
体が覚えてるわけですよね。
そして大事なのは
「最初は間違い無く失敗して来た」という事です。
最初は30cmぐらい的を外してしまったのが
次には10cmで収まるようになり
次は的をかすめ、また20cm外れ・・・
という事を繰り返しながら
でも「頭で難しい事は考えていない」はずです。
ただ単に
「今度はあと少し強く」とか「もうちょい右」とか
そんな程度の事を何度も何度も繰り返したはずなんですね。
「やりながら修正した」はずなんです。
そして、ようやく
かなりの確率で的に当たるようになっても
しばらく時間が経つと感覚を忘れます。
でも次は
「前よりも少ない失敗で入るようになる」わけです。
経験がありますからね。
そんな感じで、ティッシュの件に限りませんが
何でもそうやって上手くなって来たんじゃないでしょうか。
つまり?
経験とは?
→ 失敗の事ですよ。
失敗の数が精度を上げ
繰り返し、つまり経験が
「コツ」「カン」を生むわけです。
これは、私がゴルフの練習中に
父親に言われた話なんですね。
「頭で考えても上手くはならん」と。
「考えなくても上手く行くようになるまでひたすら練習しろ」
「頭は上手くなってから使え」
「下手クソなうちから
ボールをコントロールする事なんて考えるな」
「限界までぶっ叩け」
「飛ぶ奴を曲がらなくする事は簡単だが
曲がらない奴を飛ぶようにするのは難しい。
曲がらない奴を飛ばすようにしようとするとな、
結局は曲がり始めるんだよ。
だから最初はとにかく飛ばせ、曲げろ。それが早道。」
「どんだけボールが曲がってもいい。
その代わり、100回打ったら
100回同じように曲がるようになるまで練習しろ」
「365日」
などなどね・・・
ま、確かに。
それから私は
どうせ悪い頭なので使わない事にしました。
全ての面で
知識よりも経験を優先させる事にしたんです。
よりたくさん失敗するほど
成功に近づくという基本を覚えたんですね。
まぁ例えばですが
私のブログとかメルマガの
創刊当時の記事読んでみて下さいよ。
笑いますから。
下手過ぎて。
知ってる人は知ってるでしょうが
書いちゃいけない事書いて怒られたり。笑
ま、しかし
それは失敗というか、単なる経験ですから。
「それ無しには上手く行かない」という通り道ですから。
これ、アフィリだろうと仕事だろうと
人間関係だろうと遊びだろうと趣味だろうと
何でも同じだと思いますよ。
たくさん失敗した方が良いというか
しなければならないんだと思います。
なのに、
失敗を怖れる人が多過ぎますよね。
でもそれは多分
「単なる自惚れ」ですよ。
よほどの天才か驚異の運を持っていない限り
「失敗して当たり前」なんですから。
普通は上手く行く方がおかしいわけですよ。
なので、
どうぞ失敗しまくって下さい。
いずれの成功のために。
そっちの方が早道らしいですから。
では、明日12時のメルマガで。
- 2009年07月29日
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1. Posted by Nao@とにかく書きまくってます 2009年08月01日 12:50
tomさん、こんにちは
DVD無事手元に届きました。
虎同様とっても雰囲気あるパッケージで
楓さんじゃないけど「うわ!キタ〜」って感じでしたw
特典に使えるように紹介記事書かなきゃ(汗)
でもその前に無料オファー作成ですが
今日の記事は個人的に痛かったですね。
でもくじけてる時間はありませんので
とにかくかっ飛ばせ!
とにかく打ちまくれ!
とばかりにキーボード打ちまくってます。
今作ってるレポートは
アフィリを始めてから1年7ヶ月分を
体験記としてまとめたものです。
上から目線の情報ソースではなく
生身の体験やそこから得たものをまとめたレポートです。
(ちょっと小雪さん風なのは内緒ですw)
題して、
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0からのネットビジネス
派遣アフィリエイターNaoの挑戦《2007,12〜2009,7》
『赤裸々告白!ネット上のドンキホーテ』(仮タイトル)
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1年7ヶ月分なので結構すごいボリュームになりそうです(汗汗)
でも曲がっても形にするとこまでは
頑張ります!(すでに曲がりまくり。滝汗)
完成したら袋叩希望で
フォーラムに出展しますので
よろしければ見てくださいネ
(詳細コメントはなくなったんでしたネ)
ではでは今日も応援です(≧∀≦)b